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概要:米マイクロソフト<MSFT.O>の第2・四半期(2018年10─12月)決算は、主力のクラウドコンピューティングサービス「アジュール」の売上高が76%増となったものの、前年同期の98%増から伸びが鈍化した。 同期の1株利益は市場予想をやや上回ったが、株価は引け後の時間外取引で3.4%下落した。30日の通常取引は3.3%高で終了していた。 「アジュール」やクラウド型業務ソフト「オフィス365」などが主導し、マイクロソフトのクラ
[30日 ロイター] - 米マイクロソフト(MSFT.O)の第2・四半期(2018年10─12月)決算は、主力のクラウドコンピューティングサービス「アジュール」の売上高が76%増となったものの、前年同期の98%増から伸びが鈍化した。
同期の1株利益は市場予想をやや上回ったが、株価は引け後の時間外取引で3.4%下落した。30日の通常取引は3.3%高で終了していた。
「アジュール」やクラウド型業務ソフト「オフィス365」などが主導し、マイクロソフトのクラウドサービスは2桁台の成長を遂げてきている。カナリスによると、マイクロソフトのクラウドサービスの市場シェアは17%。これに対し、アジュールと競合するアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は32%となっている。
この差を縮めるために同社は最新のクラウド技術への投資を拡大。第2・四半期の研究開発費は41億ドルと、前年同期の35億ドルから増えた。
総売上高は12.3%増の324億7000万ドル。リフィニティブのまとめたアナリスト予想は325億1000万ドル。
オフィス365を含むプロダクティビティー・アンド・ビジネス・プロセス事業の売上高は13%増の101億ドル。オフィス365とビジネス向け交流サイト「リンクトイン」の売上高が2桁台の伸びとなり、部門全体をけん引した。市場予想は100億9000万ドルだった。
パソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を含むパーソナル・コンピューティング事業の売上高は7%増の130億ドル。予想は130億7000万ドル。
利益は84億2000万ドル(1株当たり1.08ドル)。前年同期は63億ドル(同0.82ドル)の赤字だった。
一時項目を除く1株利益は1.10ドルと、予想の1.09ドルを上回った。
今四半期(1─3月)について同社は、売上高が294億─301億ドルになるとの見通しを示した。アナリスト予想は299億ドル。アジュールなどを含む「インテリジェントクラウド」部門の売上高の伸びがドル高によって2%ポイント押し下げられると見込む。
サトヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)は発表文で「企業向けクラウドサービスの好業績は、小売り、金融サービス、ヘルスケアを含むあらゆる業種の主要企業との提携強化を反映している」と強調。
ただ、クロス・リサーチのアナリスト、シャノン・クロス氏は「圧倒的な好業績だったわけではない」と指摘。これが恐らく株価下落と多少関係していると分析した。
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