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概要:6日の米株式相場は3日続落。注目度の高い米雇用統計の発表を数日後に控える中、幾つかの米経済指標が景気減速を示唆し、経済成長見通しについての懸念が広がった。米国債は上昇。
6日の米株式相場は3日続落。注目度の高い米雇用統計の発表を数日後に控える中、幾つかの米経済指標が景気減速を示唆し、経済成長見通しについての懸念が広がった。米国債は上昇。
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S&P500種株価指数は3週間ぶりの安値。中でもヘルスケアやエネルギー関連の銘柄の下げが目立った。米貿易収支とADPリサーチ・インスティテュートによる米民間雇用統計の発表後、株価指数の下げ幅は拡大。2018年の米貿易赤字は10年ぶり高水準に拡大し、2月の米民間雇用者数は伸びが市場予想を下回った。ゼネラル・エレクトリック(GE)は続落。前日明らかにしたキャッシュフロー赤字予想を受け、同社が経営課題の解決に程遠いことがあらためて意識された。
S&P500種株価指数は前日比0.7%下げて2771.45。ダウ工業株30種平均は133.17(0.5%)安の25673.46ドル。ナスダック総合指数は0.9%下落。ニューヨーク時間午後4時47分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.69%。
ニューヨーク原油先物相場は続落。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計が原油在庫の市場予想を上回る伸びを示し、主要産油国による供給過剰回避の取り組みに疑念を生じさせた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は34セント(0.6%)下げて1バレル=56.22ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は13セント高の65.99ドル。
ニューヨーク金先物相場は8営業日ぶりに上昇。ただ、米中通商合意の見通しが改善している兆候がドルを押し上げ、逃避需要も抑える中で、5週間ぶり安値近くにとどまった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.2%高の1オンス=1287.60ドルで終了。
米国債は幅広い年限で買いを集めた。経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを再び下方修正したことで、逃避需要が高まった。朝方はドイツ国債と英国債の上昇が、米国債への追い風となった。欧州中央銀行(ECB)が域内景気見通しを引き下げる公算だとの報道が背景。
ジョン・ハンコック・インベストメンツの市場ストラテジスト、マシュー・ミスキン氏は「2019年に米国経済が軟着陸する可能性は今も健在だが、今ではどの経済統計もかなり注視されており、市場は疑わしい点を好意的に解釈しないというのが現状だ」と指摘した。
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