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概要:米国株式市場は3営業日続落して取引を終えた。S&P総合500種は1カ月ぶりの大幅な下落率を記録した。ヘルスケア株やエネルギー株が売られたほか、年初から市場が大きく上昇してきたことから投資家の間で様子見ムードが広がった。
米国株式市場は3営業日続落して取引を終えた。S&P総合500種は1カ月ぶりの大幅な下落率を記録した。ヘルスケア株やエネルギー株が売られたほか、年初から市場が大きく上昇してきたことから投資家の間で様子見ムードが広がった。
決算シーズンが終わりに近付き、投資家は米中通商合意や8日発表の米雇用統計など経済指標といった市場を動かす次の材料を求めている。
米中通商合意への期待や米連邦準備理事会(FRB)の利上げに対する慎重姿勢を背景にS&Pは年初来10.6%上昇しているが、ここ数日は上げ一服となっている。
アメリプライズ・ファイナンシャルの首席市場ストラテジスト、デビッド・ジョイ氏は「プラスの材料がないときは利食い売りが出やすい」と指摘。「きょうの値動きが必ずしもトレンドを示しているとは思わない。市場はほぼ3週間にわたって売り買いが交錯する状況が続いている」と語った。
また、チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「市場はこれまでにかなり上昇してきた。もう割安とはいえない」と指摘した。
小型株で構成するラッセル2000指数は2.0%安と年初来で最大の下落率を記録。ダウ輸送株20種.DJTは0.5%安と9営業日続落し、2009年2月以降最長の下げとなった。
S&P500種は節目の200日移動平均線を突破したものの、2800の水準が主要な抵抗線となって上昇を阻んでいると投資家はみている。
アメリプライズのジョイ氏は「(S&Pは)主要な抵抗線のハードルを突破してきたが、2800の水準はより強力だ」と指摘した。
S&Pの主要セクターではヘルスケア指数.SPXHCが1.5%値下がりした。ファイザー(PFE.N)は2.4%安、アムジェン(AMGN.O)は3.0%安となった。
米食品医薬品局(FDA)のゴットリーブ長官が5日、突如退任する意向を表明したことを受け、バイオテクノロジー株や製薬株を巡る不透明感が高まった。[nL3N20S4F9]同業界は薬価などを巡る規制強化の可能性からすでに打撃を受けている。
エネルギーセクター.SPNYも1.3%下落した。米原油先物の下落が背景。エクソンモービル(XOM.N)が1.1%値下がりしたことも同セクターを圧迫した。同社は減少傾向にある石油・ガス生産を回復させるため、今後数年間に設備投資額を増やす方針を示した。[nL3N20T3LV]
ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)は7.9%急落。前日に示したインダストリアル関連のフリーキャッシュフローが今年マイナスになるとの見通しが引き続き嫌気された。
FRBは6日、地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し、関税や政府機 関一部閉鎖が経済成長の重しになったとの認識を示した。[nL3N20T3WG]
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を3.02対1の比率で上回った。ナスダックでも3.71対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約73億株。直近20営業日の平均と一致した。
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