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概要:欧州連合(EU)が提案した長期間の柔軟な英離脱プロセスは「苦行のようだ」と、トラス英財務副大臣が批判した。
欧州連合(EU)が提案した長期間の柔軟な英離脱プロセスは「苦行のようだ」と、トラス英財務副大臣が批判した。
トラス副大臣は7日、BBCラジオに対し、英政府は可能な限り早期のEU離脱に向けて前進する必要があると述べた。
メイ首相は10日にEU首脳らとの会合で、6月30日までの短期延期を訴える見通しだが、EUのトゥスク大統領は新たなコンセンサス構築に向けた時間的猶予を得るため、最長1年間の延期を提案する考えだ。大統領の提案には、協定案が英議会で承認されれば、離脱日を前倒しできる選択肢が含まれる。
トラス氏は「柔軟な延期とは、私には苦行のように聞こえる」とし、「英国は既にかなり長期にわたり中途半端な状態が続いている。企業は投資を抑制し、国全体に政治懸念が広がっている。何よりも必要なのは、すぐに行動を開始し、協議の次の段階に進むことだ」と述べた。
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