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概要:議決権行使助言会社の米グラス・ルイスは、クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)の報酬引き上げを正当化できないと主張し、報酬提案を拒否するよう株主に勧めた。
議決権行使助言会社の米グラス・ルイスは、クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)の報酬引き上げを正当化できないと主張し、報酬提案を拒否するよう株主に勧めた。
グラス・ルイスは同CEOの報酬引き上げはその理由だけでなく、公表の仕方にも問題があると指摘した。2018年通期に4年ぶりに黒字転換を実現したティアムCEOの18年の報酬は、約30%増の1270万スイス・フラン(約14億1600万円)と提案された。株主の業績への不満に配慮し、同CEOの長期賞与はカットされていたが、18年の報酬増でその大部分の埋め合わせが行われる格好となる。
グラス・ルイスはティアムCEOの短期インセンティブについては賛成するよう株主に勧めたが、高い固定給を含め報酬の他の面に警戒を示した。
Tidjane Thiam
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
同社はリポートで、「株主の信頼回復に向けて報酬委員会が慎重な行動を取るよう株主は当然期待すべきだ」と主張した。
経営陣の報酬を巡る同行と株主との対立は、自主的な報酬カットの動きを受け、沈静化していた。
スイスの年金基金に助言するエートスも今月26日の株主総会に先立ち、否定的な見解を示した。
しかし議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシズ(ISS)は、クレディ・スイスが正当な根拠を示し、自社株買いで取得した株式を株式報酬に充てていることを理由に挙げ、承認するよう勧告。「同行はこの数年で幾つかの改善を果たしており、報酬体系も全体としては市場慣行に沿っている」とリポートで評価した。
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