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概要:25日の米株式相場は反発。貿易摩擦が和らぎつつある新たな兆候に注目が移り、大統領弾劾を巡る政治劇から市場の関心がそれた。
25日の米株式相場は反発。貿易摩擦が和らぎつつある新たな兆候に注目が移り、大統領弾劾を巡る政治劇から市場の関心がそれた。
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S&P500種株価指数は4営業日ぶりの上昇。テクノロジーや銀行株の上げが目立った。株価は米国の政治的混乱の影響で下げる場面もあったが、トランプ大統領が中国との貿易合意は可能だと示唆したほか、日本と合意を締結したことから上げに転じた。トランプ氏の正式な弾劾調査開始を巡る報道をきっかけとした前日の下げの大半を埋めた。
S&P500種は前日比0.6%高の2984.87。ダウ工業株30種平均は162.94ドル(0.6%)上昇の26970.71ドル。ナスダック総合指数は1.1%値上がり。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.73%。
ハリス・ファイナンシャル・グループのマネジングパートナー、ジェイミー・コックス氏は「市場は中国との貿易合意の方にはるかに関心がある」と指摘。「議会が行き詰まりの状態で大統領弾劾に向かう今、トランプ氏は選挙にちょうど間に合うよう2020年にかけて世界経済を押し上げるため、中国と合意を結ぶことが可能だ」と述べた。
個別銘柄では、アルトリアとの合併協議を終了したフィリップ・モリスが上昇。アクティビスト(物言う投資家)の介入を背景に、マラソンは急伸。決算が強かったナイキは最高値を更新した。米国債利回りが上昇に転じたことを背景に、金融株は大きく上げた。
NY原油先物は続落。サウジアラビアの主要石油施設が攻撃されて以来の安値を付けた。生産回復に向けた同国の取り組みが注目された。国営石油会社サウジアラムコは全体の生産能力を日量1100万バレル超に引き上げたと、事情に詳しい関係者は述べた。これは予想より1週間早いペース。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は80セント(1.4%)安の1バレル=56.49ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は1.1%下落の62.39ドル。
ニューヨーク金先物相場は4営業日ぶりに下落。貿易摩擦が和らぎつつある兆しを背景に、逃避先資産の需要が減退した。トランプ大統領は中国との合意について、「あなた方が考えているよりも早く」実現するかもしれないと国連本部で記者団に述べた。また、中国企業は米国産豚肉をさらに多く購入する準備を進めていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.8%安の1オンス=1512.30ドルで終了。
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