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概要:米国のクレジット市場は2019年の当たり年の後、来年は経済成長の失速を受けてリターンが落ち込むとバンガード・グループは予想する。
米国のクレジット市場は2019年の当たり年の後、来年は経済成長の失速を受けてリターンが落ち込むとバンガード・グループは予想する。
5兆9000億ドル(約646兆円)の資産を運用するバンガードは投資適格債のリターンを2.5-3%と予想。12月13日時点の今年のリターン(14.6%)を大きく下回るとの見通しを示した。
バンガードのグローバル・チーフエコノミスト、ジョー・デービス氏は「クレジット市場のほとんどのうまみは絞り出された」と指摘した。
Diminishing Returns
Investment-grade bonds aren't expected to repeat banner year
Source: Bloomberg Barclays, Vanguard
Note: High-grade U.S. full year total return through 2018; YTD 2019; forecast in 2020
バンガードの見通しは20年の米経済成長率がわずか1%になるとの予測が前提で、コンセンサス予想の1.8%より低い。デービス氏は今月12日の電話インタビューで、貿易や地政学的事象を巡る不確実性が投資に悪影響を及ぼし、景気減速は来年後半に顕著になると予想。「資本市場の高リスク部分は20年に多くのことがうまくいくと想定している。投資家へのわれわれの警告は全てがそうなるかは不透明だということだ」と語った。
一方でバンガードは消費堅調を理由に、20年のリセッション(景気後退)確率を25%程度しか見込まず、「クレジット市場で弱気になるにはリセッション入りのかなりの確率があると考える必要がある」と付け加えた。
バンガードはまた、現行のクレジットサイクルが10年余り続いている事実にも動じていない。デービス氏によると、米国で史上最長は17年であるため、現在のサイクルは持続可能だと話した。
さらに、向こう2年間に金利の大幅上昇を同社は見込んでおらず、デービス氏は市場がリフレを織り込む中で世界の利回り曲線は「緩慢なスティープ化」にとどまるとの見方を示した。
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