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概要:来週の外為市場でドルは135円の攻防となりそうだ。米国の金融引き締め路線がより明確となり、緩和を維持する日本とのコントラストが色濃くなれば、20年ぶり高値圏で堅調地合いが続く見通し。ただ、市場の事前期待はかなり大きく膨らんでいるだけに、一段高は容易ではないとの指摘もある。
FILE PHOTO: U.S. dollar banknotes are displayed in this illustration taken, February 14, 2022. REUTERS/Dado Ruvic/File Photo
[東京 10日 ロイター] - 来週の外為市場でドルは135円の攻防となりそうだ。米国の金融引き締め路線がより明確となり、緩和を維持する日本とのコントラストが色濃くなれば、20年ぶり高値圏で堅調地合いが続く見通し。ただ、市場の事前期待はかなり大きく膨らんでいるだけに、一段高は容易ではないとの指摘もある。
予想レンジはドルが132.50━135.50円、ユーロが1.05―1.07ドル。
ロイターが実施したエコノミスト調査によると、回答した85人全員が6月米連邦公開市場委員会(FOMC)は0.5%の利上げを行うと回答。7月もほぼ全員、9月は23人が0.5%の利上げを続けると予想した。
しかし、米10年債利回りは5月前半の3.20%をピークに、3%を挟んだ水準で一進一退が続いている。連続大幅利上げがすでに市場に織り込まれた今、米連邦準備理事会(FRB)の姿勢がよほどタカ派的でない限り「一段の米金利上昇とドル高は見込みづらくなっている」(外銀)との見方が多い。
テクニカル的にも、上昇一辺倒のドル/円は過熱感が著しい。主だった上値めどは相次ぎ突破され、残るは大台の135.00円と、2002年1月高値の135.20円。さらにその水準も超えてしまうと、98年8月高値の147円まで大きな節目はない。
上値めどが現状から10円以上かい離することになれば、参加者の相場観は収束しづらくなり、それぞれの見方に基づく売買が散発的に交錯することになる。「予想が難しい、まるで無重力空間のような状況」(国内金融機関)を危惧する声が早くも上がる。
こうしたことから、市場ではドルが135円台から上値を伸ばすのは容易ではないとの見方が優勢。戻り売りが強まれば「下値は132円台ぐらいまであるかもしれない」(上田東短フォレックスの営業企画室室長、阪井勇蔵氏)という。
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