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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比201円36銭高の2万8156円21銭と、続伸して取引を終えた。前日に公表された11月米消費者物価指数(CPI)で米国のインフレの伸びが鈍化していることが示され、米金融引き締めの長期化懸念が和らいだ。日本株市場では幅広く買いが優勢となったが、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢も強く、上げ幅は限定的だった。
[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比201円36銭高の2万8156円21銭と、続伸して取引を終えた。前日に公表された11月米消費者物価指数(CPI)で米国のインフレの伸びが鈍化していることが示され、米金融引き締めの長期化懸念が和らいだ。日本株市場では幅広く買いが優勢となったが、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢も強く、上げ幅は限定的だった。
12月14日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比201円36銭高の2万8156円21銭と、続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東証で撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)
前日の米国株市場は主要3指数がそろって上昇。米株高を好感する形で、日本株は小高く始まった。寄り付き後も上げ幅を拡大し、一時、前営業日比約240円高の2万8195円69銭の高値を付けた。半導体関連株や値がさ株の一角がしっかりで、相場を押し上げた。
ただ、日本時間の明日未明にFOMCの結果公表を控え、次第に模様眺めムードが広がった。後場の値幅は50円程度と小幅にとどまった。
米労働省が13日発表した11月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比伸び率が7.1%と10月の7.7%から鈍化し、2021年12月以降で最小となった。市場予想を下回る伸びで、「鈍化傾向が鮮明になっている」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
米長期金利の低下に伴いドル/円相場が円高方向に振れており、米株の上昇に比べると日本株の騰勢は強まらなかった。T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏は、「明日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見で、市場の想定ほどタカ派的な発言が出なければ、米株高を通じて日本株も底堅さを維持するのではないか」と指摘。一方で、その場合は為替の円高が日本株の重しになりやすいと話した。
TOPIXは0.6%高の1977.42ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆4917億3700万円と、商いは低調だった。東証33業種では、繊維業、精密機器、鉱業など29業種が値上がり。一方、空運業、陸運業、倉庫・運輸関連業など4業種は値下がりした。
きょう東証プライム市場に新規上場した大栄環境は公開価格を26.6%上回る1710円で初値を付け、その後1890円まで上昇。1796円で取引を終えた。
個別では、ヤーマンが商いを伴って上昇し、11%高と堅調に推移。同社は13日、2022年5―10月期の連結業績で純利益が前年同期比62%増の45億円だったと発表し、手掛かり材料となった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1258銘柄(68%)に対し、値下がりが493銘柄(26%)、変わらずが85銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28156.21 +201.36 28005.03 27,993.78─
28,195.69
TOPIX 1977.42 +11.74 1966.50 1,966.36─1
,977.97
プライム指数 1017.51 +6.03 1012.10 1,012.00─1
,017.65
スタンダード指数 1016.09 +3.43 1014.21 1,013.68─1
,016.13
グロース指数 1002.93 +7.00 999.76 999.38─1,0
04.26
東証出来高(万株) 98558 東証売買代金(億円 24917.37
)
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