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概要:米労働省が14日に発表した11月の輸入物価指数は前月比で0.6%下落した。5カ月連続のマイナスで2015年以降で最長となった。石油製品の他、幅広い商品の価格が下落したのが全体を押し下げた。今後数カ月にわたって物価上昇率が緩やかになるとの見方を支えるものとなった。
[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省が14日に発表した11月の輸入物価指数は前月比で0.6%下落した。5カ月連続のマイナスで2015年以降で最長となった。石油製品の他、幅広い商品の価格が下落したのが全体を押し下げた。今後数カ月にわたって物価上昇率が緩やかになるとの見方を支えるものとなった。
米労働省が14日に発表した11月の輸入物価指数は前月比で0.6%下落し、5カ月連続のマイナスとなった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は、関税を除く輸入価格で前月比0.5%下落だった。
10月は0.4%下落していた。
11月の前年同月比は2.7%上昇し、伸び率は2021年1月以来、1年10か月ぶりの低さだった。10月は4.1%上昇していた。
FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「パウエルFRB議長は壮大なインフレとの戦いに新たな勝利を収めることができるだろう。FRBが積極的かつ前倒しで実施した利上げはドルを上昇させ、輸入物価の下落につながっている」と述べた。
米労働省が13日発表した11月の消費者物価指数(CPI)も伸び率が鈍化していた。
米連邦準備理事会(FRB)は14日に政策金利の50ベーシスポイント(bp)引き上げを決定すると見込まれている。前回の11月までは4回連続で75bp引き上げていた。
11月の燃料・潤滑油の輸入価格は前月比2.8%下落。10月は2.7%下げていた。
11月の石油・石油製品は3.3%下落。一方、食品・飼料・飲料は1.8%上昇した。
燃料、食品を除くコア輸入物価は0.6%下落。10月は0.1%下げていた。米国の主要貿易相手国の通貨に対するドル高で伸びが抑えられた。
ドルは今年に入ってから貿易加重ベースで約6.2%上昇している。
資本財の輸入物価は0.1%上昇。一方、自動車、部品、エンジンは横ばいだった。自動車を除く消費財は0.2%下落と3カ月連続のマイナスとなった。
LPLフィナンシャル(ノースカロライナ州シャーロット)のチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏は「インフレの経路はクリアになりつつある。消費者物価は2023年を通じて鈍化が続き、特に低所得者世帯のインフレ圧力が緩和されるはずだ」と指摘。「FRBは23年に利上げペースを一段と鈍化させ、最終的には年央に停止する可能性が高い」とした。
輸出物価は0.3%下落。10月は0.4%下落していた。下落は5カ月連続。前年同月比では6.3%上昇と伸びは21年2月以降で最小。10月は7.4%上昇だった。
農産物が2.3%上昇した。大豆、野菜、果物、トウモロコシの価格が上昇し、綿花、肉、小麦の下落を相殺した。10月は0.8%下落だった。
農産物以外は0.6%下落。10月は0.3%下落していた。材料、資本財、消費財などが下落した。
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