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概要:[ニューヨーク 8日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルがほぼ変わらずから小幅高。先週発表された米雇用統計が好調な内容となったものの、米金利の道筋に見通しに変更がないことを示唆する前日のパウ
[ニューヨーク 8日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルがほぼ変わらずから小幅高。先週発表された米雇用統計が好調な内容となったものの、米金利の道筋に見通しに変更がないことを示唆する前日のパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けた売りが一服した。ただ、FRBの利上げサイクルが終盤に迫り、市場が年内利下げの可能性を織り込む中、ドルの見通しは依然として下方に傾いていると、アナリストは指摘する。
パウエル議長は7日の講演で、経済の勢いがインフレ低下に向けたFRBの進展を脅かすなら、金利が予想以上に上昇することが必要となる可能性があると述べつつも、「ディスインフレ(インフレ鈍化)」のプロセスが進行していると感じているという認識を改めて示した。
マッコーリーのグローバルFX・金利ストラテジスト、ティエリー・ウィズマン氏は「パウエル議長がタカ派的でなかったことでドルは弱含んだほか、雇用統計発表後にFRBの金利見通しが大きく変わっていないことを示唆する材料があった」と述べた。
また、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は8日、フェデラルファンド(FF)金利を5.00─5.25%に引き上げることは「需要と供給の不均衡を解消するため、今年行うべきこととして非常に妥当だと考える」と述べた。
市場では、FF金利が7月までに5.1%を若干上回る水準でピークに達するという予想が織り込まれた。ただ、投資家は利下げの可能性も見込んでおり、金利は年末までに4.8%になると予想されている。
フォレックス・ドット・コムとシティ・インデックスのシニアマーケットアナリスト、ジョー・ペリー氏は「市場のターミナルトレート予想が上昇すると同時に、年末までに0.25%ポイントもしくは0.5%ポイントの利下げの可能性も織り込まれている」とし、「これはドルにとりマイナス材料だ」と述べた。
終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は小幅高の103.38。
ユーロは小幅安の1.0724ドル。 一時、1月9日以来の安値となる1.067ドルを付ける場面もあった。
欧州中央銀行(ECB)当局者が7日に示したタカ派的な発言は消化された。ナーゲル独連銀総裁は、インフレ率を2%に戻すために一段の大幅利上げが必要になると述べ、シュナーベルECB専務理事は金利が十分に上昇したと示す証拠はほとんどないと指摘した。
ポンドは0.2%高の1.207ドル。
ドル/円は0.2%高の131.355円。
ニュージーランドドルは0.2%安の0.6308米ドル、豪ドルも0.5%安の0.6925米ドル。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)7日、25ベーシスポイント(bp)の利上げを決定。追加利上げが必要になるとの見通しを改めて示し、大方の予想よりもタカ派的なトーンを打ち出した。
ドル/円 NY午後4時 131.43/131.44
始値 130.85
高値 131.53
安値 130.75
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0712/1.0716
始値 1.0733
高値 1.0748
安値 1.0710
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