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概要:欧州中央銀行(ECB)は域内金融機関のバランスシートにクレディ・スイス・グループ劣後債の持ち高がほとんど、あるいは全くないことを把握したが、今度は間接的なエクスポージャーを各金融機関に尋ねている。事情に詳しい関係者が明らかにした。
クレディS劣後債への直接的なエクスポージャーは限定的だと把握
取引先が被る損失でリスクが及び得るかを金融機関に調査-関係者
欧州中央銀行(ECB)は域内金融機関のバランスシートにクレディ・スイス・グループ劣後債の持ち高がほとんど、あるいは全くないことを把握したが、今度は間接的なエクスポージャーを各金融機関に尋ねている。事情に詳しい関係者が明らかにした。
非公表の内容だとして匿名を要請した関係者によると、ECBは金融機関に対する問い合わせの幅を広げ、クレディ・スイス救済に伴い無価値となる見通しの債券で取引先が損失を被り、それによるリスクがあるかどうかを確認している。
ECB報道官はコメントを控えた。
週末に急きょまとめられたクレディ・スイス救済では、UBSグループによる買収を後押しするためクレディ・スイスの「その他ティア1債」(AT1債)の価値をゼロとした。標準的なアプローチとは異なり、AT1債保有者よりも株主を優遇する扱いだったため、他国の投資家や政治家を驚かせた。
無価値となるクレディ・スイスのAT1債は160億スイス・フラン(約2兆3000億円)相当に上る。ただ、ECBはこのAT1債による直接的なリスクは大きくないとの見方を示している。
ラガルドECB総裁は20日、「クレディ・スイス、特にそのAT1債に対するエクスポージャーはごく限られている。数十億ユーロではない。話に上がっているのは数百万ユーロだ」と、欧州議会で説明した。
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