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概要:欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は、あと3回の大幅利上げが必要かどうか、最近の銀行システムの混乱で以前ほどの確信を持っていない。
市場が見込む3.25%のピーク金利、正当か分からず-デコス氏
利上げまだ終了していないが、不透明性極めて強い-カザークス氏
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は、あと3回の大幅利上げが必要かどうか、最近の銀行システムの混乱で以前ほどの確信を持っていない。
ホルツマン氏はオーストリア放送(ORF)とのインタビューで、UBSグループによるクレディ・スイス・グループ買収に至った今回の混乱は金融システムの流動性減少につながり、それがインフレを押し下げる圧力になる可能性があると指摘。つまり、これ以上の利上げを必要としない、もしくはより緩やかな利上げとなり得ることを意味するかもしれないと説明した。
同氏は今月、この先の3会合で0.5ポイント利上げを支持すると言明したが、この見方を今でも支持するかとの問いに対し、「その可能性は排除しないが、必ずしもそうなるとは断言しない」と答えた。
また、同じく政策委員会メンバーのスペイン銀行(中銀)のデコス総裁は21日公表されたスペイン紙エクスパンシオンとのインタビューで、市場が織り込む3.25%のピーク金利について、「現段階ではこの見方が正当だと確認できる状況にない」と語った。
「これだけの不確実さがある中で、ここ数日間に金融市場で見られた動向も含め、異なるリスク要素がどう具体化するのかに今後の金融政策決定は左右されると強調するのが最も妥当だろう」と続けた。
一方、カザークス・ラトビア中銀総裁は利上げはまだ終了していないとの考えを示した。
カザークス氏は同国のTV3に対し、「現時点で利上げを停止したと言うことはできない」と述べ、「状況が落ち着けば、インフレはまだ非常に高水準だ」と指摘した。
ただ、「現在の不透明性は極めて強い」とし、金利に関して「次回の決定がどうなるか断定はできない」と語った。
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