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概要:[21日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアのジェンセン・フアン最高経営責任者(CEO)は21日、同社製スーパーコンピューター「DGX」を、人工知能(AI)技術開発支援目的でほぼ全ての事業者にレ
[21日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアのジェンセン・フアン最高経営責任者(CEO)は21日、同社製スーパーコンピューター「DGX」を、人工知能(AI)技術開発支援目的でほぼ全ての事業者にレンタルする新サービスを発表した。
「DGXクラウド」と名付けられたこのサービスを通じて、より多くの開発者がエヌビディアの最大で3万2000個もの高性能チップを備えたスパコンを利用できる。レンタル料は月額3万7000ドル。エヌビディアによると、既にバイオ医薬品のアムジェンや、ソフトウエアのサービスナウがサービスの利用開始に乗り出している。
フアン氏は、アップルがスマートフォン市場を花開かせた例になぞらえて「AIでもiPhone(アイフォーン)が登場する瞬間がやってきた」と強調した。
エヌビディアはAI分野の半導体メーカーとして支配的な地位を確立しており、マイクロソフトが新興企業オープンAIの対話ソフト「チャットGPT」向けに巨大なシステムを構築する手助けをしてきた。
フアン氏は、DGXを使って新たなAI商品を生み出すためにマイクロソフトおよびアルファベットと協力して取り組んでいることも明らかにした。
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