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概要:[ニューヨーク 21日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、週内に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)とイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会が注目される中、ドルが一時の上昇を切り下
[ニューヨーク 21日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、週内に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)とイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会が注目される中、ドルが一時の上昇を切り下げたほか、英ポンドが下落した。
世界の銀行セクターの安定性に対する懸念から市場が乱高下したことを受け、市場では21─22日の米FOMCのほか、23日の英中銀金融政策委員会に注目が集まっている。
主要6通貨に対するドル指数は0.058%安の103.270。英ポンドは0.59%安の1.2204ドル。
今回のFOMCで0.25%ポイントの利上げが決定される確率は85%。ターミナルレート(政策金利の最終到達点)見通しは4.8%近辺と、1週間前の5.5%から低下している。
前日の取引で経営難に陥っている米中堅銀行ファースト・リパブリック・バンクの株価が一時約50%急落するなどしたことで、銀行セクターに対する懸念は払拭されておらず、市場心理はなお脆弱。OANDAのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「FRBはインフレ対応が引き続き焦点になっていると示すべきだが、ファースト・リパブリック・バンクによる影響の波及を食い止めるための措置も強調しなくてはならない」と述べた。
イエレン米財務長官はこの日、全米銀行協会の会合で行った講演で、米国の銀行システムは規制当局の強力な措置により安定しつつあるものの、中小金融機関が「取り付け」と呼ばれる預金の大量流出に見舞われた場合は、預金者保護に向けた一段の措置が正当化されるとの認識を示した。
TDセキュリティーズ(ニューヨーク)のシニア外為ストラテジスト、マゼン・イッサ氏は「ここ何回かの週末の間に政策支援を推し進め、(財務省)当局者が預金保護のために必要なことは何でも行うと示唆したことを踏まえると、利上げは継続される公算が大きい」との見方を示した。
英ポンドに対しては、2月の財政収支が月次統計を開始した1993年以降、2月としては最大の赤字となったと英国立統計局(ONS)が発表したことも重しになった。
豪ドルは0.88%安の1豪ドル=0.666米ドル。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が公表した今月7日の理事会の議事要旨で、世界的な銀行システムの混乱を受けて追加利上げ観測が後退する以前から4月に利上げ停止を検討する構えだったことが分かった。
TDセキュリティーズのイッサ氏は「カナダやオーストラリアのように、中銀が実質的に利上げ局面を終えたと宣言している国では、利上げの可能性がまだ残っている国の通貨に対し出遅れている」としている。
ユーロ/ドルは0.39%高の1.0761ドル。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.32%高の2万8168.00ドル。前日は9カ月ぶり高値を付けていた。
ドル/円 NY午後4時 132.44/132.45
始値 132.20
高値 132.62
安値 131.80
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0767/1.0771
始値 1.0763
高値 1.0788
安値 1.0757
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