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概要:投資に関する国際資格の認定を行う世界的な団体、CFA協会が2月に実施した同協会認定証券アナリスト(CFA)試験では、レベル1(第1段階)の合格率が上昇した。コンピューター方式の試験が2021年に始まって以降、新型コロナウイルス禍関連のキャンセルは起きていない。
2023年3月29日 0:18 JST
合格率は昨年11月が36%、8月は37%-過去10年の平均は約41%
新型コロナ禍関連のキャンセルはなし、状況改善の兆し見られる
投資に関する国際資格の認定を行う世界的な団体、CFA協会が2月に実施した同協会認定証券アナリスト(CFA)試験では、レベル1(第1段階)の合格率が上昇した。コンピューター方式の試験が2021年に始まって以降、新型コロナウイルス禍関連のキャンセルは起きていない。
CFA協会の28日発表によれば、2月試験の合格率は38%。昨年11月は36%、8月は37%だった。過去10年間の平均合格率である約41%は依然下回っている。
新型コロナ禍の影響は弱まりつつあり、状況改善の兆しが見られている。前回の11月は、受験を先延ばしにしていた「多数」の候補者がレベル1の試験を受け、それが合格率の低下につながったと、CFAは説明した。
CFA Level I Pass Rate Ticks Up to 38%
Success rate has been climbing back since pandemic eased
Source: CFA Institute
合格率は昨年、全レベルで記録的低水準となっていた。今年2月のレベル1試験は世界の459のテストセンターで1万7000人近くが受験した。
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