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概要:継続的な米利上げと複数の銀行破綻で信用状況がさらに引き締まるリスクが増す中で、米国がリセッション(景気後退)に陥るとの予想が1カ月前よりも高まっている。
2023年3月29日 2:02 JST
最新の月例エコノミスト調査で景気後退予想は65%-前月は60%
24年7-9月までのPCE価格指数予想引き上げ、23年は平均3.9%
継続的な米利上げと複数の銀行破綻で信用状況がさらに引き締まるリスクが増す中で、米国がリセッション(景気後退)に陥るとの予想が1カ月前よりも高まっている。
ブルームバーグが20-27日実施した月例のエコノミスト調査によると、向こう12カ月に景気後退に入るとの予想は全体の65%と、2月の60%から上昇した。シリコンバレー銀行(SVB)を含む複数の銀行が破綻する中で48人が回答した。
Recession Odds Pick Up, Now Back at 65%
Economists have raised their recession expectations for next year
Source: Bloomberg
米政策金利は先週0.25ポイント引き上げられ、2007年以来の高水準に達した。エコノミストは利上げが需要に及ぼす影響とともに、銀行システムへの影響についても懸念を示している。
INGのチーフ国際エコノミスト、ジェームズ・ナイトリー氏は「これまでのところ問題が封じ込められているように見えても、最近の事象による影響はまだ全て表れていない」と指摘。「銀行のストレスに伴う借り入れコストの上昇とクレジットへのアクセス低下は、米経済がハードランディングする可能性がより高いことを意味する」と語った。
同調査によると、エコノミストは5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイントの追加利上げが決定され、政策金利が5-5.25%になるとの予想を維持した。米当局がインフレ抑制に取り組む中、年内はこの水準で政策金利は維持されるとみている。
一方、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数の伸びについて、エコノミストは24年7-9月(第3四半期)まで全四半期の予想を引き上げた。23年は年率で平均3.9%と先月予想の3.4%から上昇し、FRB目標の約2倍になるとみている。今年と来年の消費者物価指数(CPI)予想も引き上げた。
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