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概要:スイスの銀行UBSグループが競合関係にあったクレディ・スイス・グループとの統合を円滑に進めるためだとしてセルジオ・エルモッティ前最高経営責任者(CEO)を次期CEOに呼び戻した背景には、スイス当局による後押しがあったと事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
クレディS救済交渉でスイス当局が同国銀行業界の大物起用求めた
エルモッティ氏は来月5日に就任、オランダ人のハマーズ氏と交代
セルジオ・エルモッティ氏
非公表の協議内容だとして匿名を要請した関係者らによると、クレディ・スイス救済取引が話し合われた週末に、統合銀行を率いる存在としてスイス銀行業界の大物を起用するよう同国政府当局者がUBSに促した。UBSは29日、ラルフ・ハマーズ現CEOに代わって4月5日付でエルモッティ氏がCEOに就任すると発表した。
UBS、エルモッティ氏をCEOに再起用-クレディS買収統括へ (3)
エルモッティ氏は2011年から20年までUBSのCEOを務め、現在はスイス再保険の会長。急ピッチでまとめられたクレディ・スイス救済交渉の中で、候補として同氏の名前が浮上したと複数の関係者が語った。
UBSのコルム・ケレハー会長は記者会見で、エルモッティ氏の指名にスイス政府と規制当局の関与があったかとの質問に、経営陣の指名は取締役会の責任で、当局はエルモッティ氏を承認したと答えていた。
ケレハー氏はUBSによるクレディ・スイス買収が発表された翌日の20日にエルモッティ氏に電話をかけ、UBS復帰の可能性を探っていた。エルモッティ氏がスイス国籍であることは「良いこと」だが、UBSの事業の大半はスイス国外であることからCEOの選択でパスポートの色は重要ではなかったともケレハー氏は説明した。ケレハー氏はアイルランド人。
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