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概要:米国の債券市場でも株式市場でも相場が上昇しているが、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のエリン・ブラウン氏は、このどちらか1つだけが継続する可能性が高いことを投資家は理解してほしいと考えている。
2023年4月5日 11:09 JST
米地銀に関する「多くの隠れたリスクがバブルになるだろう」
「一部のよりディフェンシブな銘柄」への投資を勧める
米国の債券市場でも株式市場でも相場が上昇しているが、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のエリン・ブラウン氏は、このどちらか1つだけが継続する可能性が高いことを投資家は理解してほしいと考えている。
マルチアセット戦略担当ポートフォリオマネジャーであるブラウン氏は4日、ブルームバーグテレビジョンの番組で、金利と株式の動きは異なる解釈に基づいていると指摘した。両市場とも今年から2024年にかけての米利下げ加速を織り込んでいるが、金利トレーダーにとってこれは「リセッション(景気後退)に向かっている」ことを意味する。
だが「株式には極めて高い株価評価に加え、継続的な成長・拡大が今年実現し、2024年にはその傾向がさらに強まることが織り込まれている」とした上で、「リセッションに向かっているという事実が考慮されていない。私は両市場が同時に正確であり得るとは考えていない」と述べた。
エリン・ブラウン氏がブルームバーグテレビジョンのインタビューで語る
Source: Bloomberg
ブラウン氏はまた、米地銀の財務状況を巡る懸念がさまざまな市場に波及し続けると分析。「まだ終わったとはみていない」とし、「年内を通じこうした状況はさらに続くだろう。昨年の大幅な引き締めの規模とペースを踏まえると、表面化していない、多くの隠れたリスクがバブルになるだろう」と話した。
同氏は、株主に資本を還元しているものを含め「一部のよりディフェンシブな銘柄」への投資を勧告。「バランスシートが健全な、良好かつ機動性がある企業」と「高レバレッジ」でない企業を挙げた。こうした企業は「良好な営業キャッシュフロー」 を持ち、「マクロ面の変動性が極めて高い環境でも存続可能」であるべきだとした。
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