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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比222円82銭高の3万2891円16銭と、反発して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過、アジア株などの外部環境も改善し、買い戻す動きがみられた。ただ、日銀の金融政策決定会合の結果をあすに控え、日経平均の上値は重かった。
7月27日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比222円82銭高の3万2891円16銭と、反発して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影。(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比222円82銭高の3万2891円16銭と、反発して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過、アジア株などの外部環境も改善し、買い戻す動きがみられた。ただ、日銀の金融政策決定会合の結果をあすに控え、日経平均の上値は重かった。
日経平均は寄り付きで続落スタートとなった後、プラス圏に浮上したものの、前場は不安定な値動きが継続した。後場に入って急速に上げ幅を拡大、270円25銭高の3万2938円59銭で高値をつけ、3万3000円に接近する場面がみられた。日銀会合の結果をあすに控えているため、朝方は様子見ムードが強かったが、米株先物3指数やアジア株の底堅い動きを受け、日経平均もつれ高の展開となった。
りそなホールディングスの広兼千晶ストラテジストは「FOMC通過に加え、外部環境の改善で安心感が広がっている」とコメントした。ただ、日経平均は3万3000円手前では上値が重いとし「ハイテク株が多いナスダック総合がしっかり戻ってくること、日本株固有の好材料といった条件が必要」とした。
TOPIXは0.53%高の2295.14ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.53%高の1181.15ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は3兆2267億1200万円だった。東証33業種では、電気・ガス、保険、その他製品、鉄鋼などの30業種が値上がり。輸送用機器、建設、ガラス・土石製品の3業種は値下がりした。
個別では、前日に好決算を発表したカプコンが急反発し、東証プライム市場の値上がり率トップとなるなど、好決算銘柄の物色がみられた。同じく前日に決算を発表したアドバンテスト、日産自動車は利益確定売りが出て軟調だった。
そのほか主力株では、ファーストリテイリング、東京エレクトロンがしっかり。日東電工は売られた。市場では「アドバンテストは売られたものの、その他の半導体銘柄はしっかりで連れ安となっていない。地合いがよくなってきていることがうかがわれる」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト)との声が聞かれた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1126銘柄(61%)、値下がりは621銘柄(33%)、変わらずは87銘柄(4%)だった。
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