トヨタ自動車やソニーグループが小安い一方、ホンダは小高く、主力株はまちまち。東京エレクトロンなど半導体関連株は総じてしっかりとなっている。
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比197円40銭高の2万9807円37銭となり、続伸してスタート。朝方発表された7─9月期実質GDP成長率が2四半期ぶりマイナスとなったことには反応薄で、前週末の米国株高を手掛かりに、好地合いを継続している。業績見通しを上方修正した東京エレクトロンが上場来高値を更新して始まった。
東芝の筆頭株主であるエフィッシモ・キャピタル・マネジメントは13日、東芝グループ全体を3つの会社に再編する計画について、賛成するかどうかはまだ決めていないと明らかにした。
米半導体大手エヌビディアによる300億ポンド(400億ドル)の英半導体設計大手アーム買収計画について、英政府は反トラストと国家安全保障上の懸念を巡り掘り下げた調査を命じる見通し。英紙サンデー・タイムズが報じた。
半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は着実に自分の世界を広げている。先日、ソニー子会社と共同で日本に70億ドル規模の工場を建設することで合意し、他の地域でも同様の計画を立てている。生産拠点の分散化は地政学的リスクを防ぐのには有効だが、財務面で体力が奪われる危険もはらむ。
米国株式市場は、雇用統計が好調だったことを受け、主要3指数が終値ベースで過去最高値を更新した。米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬で重症化リスクが大幅に低下したと報告したことも支援要因になった。
米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が上昇し、6営業日連続で終値ベースの最高値を更新した。米半導体大手クアルコムが3日発表した好決算を受け、半導体関連株が上昇した。
米国株式市場は上昇して取引を終えた。米半導体大手クアルコムが3日発表した好決算を受け、半導体関連株が上昇。S&P500とナスダックは最高値を更新した。
仏自動車大手ルノーは22日、世界的な半導体不足により2021年は従来予想よりもかなり大幅な生産削減を強いられるとの見通しを示した。ただ、自動車価格の上昇とコスト圧縮を理由に利益予想は据え置いた。
米半導体大手インテル が21日に発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を下回った。処理速度が速い半導体で競合社に遅れを取っていることが響いた。
米JPモルガンのアナリストは19日、アップルのスマートフォン「iPhone」について、年末商戦を含む2022年第1・四半期(2021年10─12月)売上高が630億ドルと、前年同期比で約4%減少するという見通しを示した。世界的な半導体不足やアジアでの工場閉鎖の影響がついにアップルにも及ぶ見込みとした。
米商務省が8日に発表した8月の卸売在庫は前月比1.2%増となり、速報値と同じだった。
7日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比461円45銭高の2万7990円32銭と9日ぶりに反発した。6日の米株高を好感したほか、売られ過ぎとの見方から買いが流入した。
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1日、世界的な自動車生産の抑制につながっている半導体不足は解消しつつあるとの見解を示した。ただ第3・四半期の販売台数は1年ぶりに減少した。
東京株式市場で日経平均は、3日続伸した。2月16日につけた終値ベースでの年初来高値(3万0467円75銭)を上回った。東証株価指数(TOPIX)は2100ポイント台に乗せ、こちらも年初来高値を更新した。
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比339円22銭高の3万0347円41銭となり、反発した。朝方にプラスで始まった後も物色意欲は強く、アジア株の上昇を支えに上値を伸ばした。
米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は従業員に対し、第3・四半期初めに生産上の課題を解決し、適切な納車台数を確保するために「猛烈に取り組む」よう促した。ロイターが8日付の社内メールを確認した。
6日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比510円06銭高の2万9638円17銭となり、続騰した。政治面での変化を受けて投資家心理が改善、前週末に一変した好地合いを引き継ぎ上値追いの展開となった。TOPIXは連日で年初来高値を更新し、約31年ぶりの高値水準となっている。
日経平均先物が2万9000円台に上昇している。複数の党幹部によると、菅義偉首相は3日午前、自民党の臨時役員会で、総裁選挙に立候補しないことを表明した。また共同通信は、関係者の話として、菅首相が辞任する意向を固めた、と伝えた。
東京株式市場で日経平均は3日ぶりに小反落した。朝方には上昇していたものの、今週米国で開かれる年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控える中、様子見ムードが強まり徐々に値を消す展開となった。