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概要:12日の米株式市場では、S&P500種株価指数が続伸。米国債も買われた。2月の米消費者物価指数(CPI)のコア指数が市場予想に反して鈍化したことを受け、金融当局が辛抱強いスタンスを維持できるとの観測が強まった。
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, March 11, 2019. U.S. stocks bounced back from the worst week of the year, as chipmakers rallied on deal news and the latest retail-sales data boosted confidence that the economy isn't headed for a downturn.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
12日の米株式市場では、S&P500種株価指数が続伸。米国債も買われた。2月の米消費者物価指数(CPI)のコア指数が市場予想に反して鈍化したことを受け、金融当局が辛抱強いスタンスを維持できるとの観測が強まった。
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S&P500種は前日からの2日間で計1.8%上げた。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る動きと航空機メーカー、ボーイングに関する報道が目立つ一日だった。墜落事故を起こした同社の737MAX型機について各国当局が相次いで運行停止を命じたことを受け、ボーイング株は大幅続落となった。
S&P500種は前日比0.3%高の2791.52で終了。ダウ工業株30種平均は96.22ドル(0.4%)安の25554.66ドル。ナスダック総合指数は0.4%高。米国債市場で10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.60%。
ニュートン・インベストメント・マネジメントのシニアポートフォリオマネジャー、スザンヌ・ハッチンス氏は「株式相場は変動の大きい状態が続く」と予想。「リスク資産のリスクは依然として過度に高く、いずれ債券利回りが低下する」との見方を示した。ブルームバーグのニューヨーク本社でのインタビューで語った。
10年債利回りの低下はCPIに加え、メイ首相のEU離脱修正案が英議会で否決されたこと、および、この日の10年債入札が好調だったことが追い風となった。
NY原油先物相場は小幅に上昇。米国の原油在庫統計の発表を控え、前日の買いの勢いは続かなかった。ブルームバーグの調査では在庫増が予想されている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は8セント(0.1%未満)上昇し、1バレル=56.87ドル。ロンドンICEの北海ブレント5月限は9セント高の66.67ドル。
ニューヨーク金スポットは反発。米CPIで食品とエネルギーを除くコア指数が予想外に鈍ったことや、メイ英首相のEU離脱修正案を議会が承認しない可能性が材料視された。CPIコア指数の伸び鈍化は、米金融当局が利上げにさらに辛抱強くなる余地を与える。英離脱を巡る動きも、金の逃避需要を高めた。スポット価格はニューヨーク時間午後2時23分現在、0.4%高の1オンス=1298.94ドル。
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