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概要:8日の米株式市場では、S&P500種株価指数が3日続落。今週再開される米中の通商協議を控え、進展があるかどうかに注目が集まるなか、緊張感が高まった。米国債は反落。
NEW YORK, NEW YORK - MAY 07: People walk past the New York Stock Exchange (NYSE) on May 07, 2019 in New York City. The Dow fell over 450 points today as investors continue to react to growing fears of a trade war with China. (Photo by Spencer Platt/Getty Images)
8日の米株式市場では、S&P500種株価指数が3日続落。今週再開される米中の通商協議を控え、進展があるかどうかに注目が集まるなか、緊張感が高まった。米国債は反落。
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米国による対中関税引き上げと、それに対する中国の報復が現実的になる中、ホワイトハウスはなお合意を楽観する姿勢を示唆。S&P500種はこうした動きを受け、日中の大半において前日終値を挟んでもみ合った。個別銘柄ではインテルが取引終了直前に大きく下げ、テクノロジー株に売りが広がった。
S&P500種は前日比0.2%安の2879.42。ダウ工業株30種平均は2.24ドル(0.1%未満)高い25967.33ドル。ナスダック総合指数は0.3%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.48%。
ニューヨーク原油先物相場は反発。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫が予想外に減少し、世界的な需給の引き締まりをあらためて示唆した。米在庫は先週、増加の予想に反して400万バレル近く減少。サウジからの輸入は過去最低となった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は72セント(1.2%)高の1バレル=62.12ドル。4月22日以来の大幅高となった。ロンドンICEの北海ブレント7月限は49セント高の70.37ドルで終えた。
ニューヨーク金先物相場は反落。この日は米中通商合意に関して両国から相反するシグナルが打ち出される中、米国株とドルが上昇。逃避先を求める資金は金を素通りし、ドルに集まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.3%安の1オンス=1281.40ドルで終了。
アリアンツ・インベストメント・マネジメントのチャールズ・リプリー氏は、「市場のボラティリティーはニュース報道に左右されており、特に変わりやすい米中間のやり取りに振り回されている」とコメント。「今週どのような展開になるか見届ける必要があるが、あれこれニュースが出続ける限り、今の環境は続くと見ている」と語った。
米国債は欧州時間の上げを米国時間に失った。貿易を巡る懸念のほか、投資適格級社債の大型発行、10年債入札の低調な結果が背景。
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