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ＧＤＰ2次速報、7─9月は年率＋1.8％ 設備投資上振れで上方修正
概要：内閣府が９日発表した７─９月期実質国内総生産（ＧＤＰ）２次速報値は、前期比０．４％増、年率換算で１．８％増だった。１次速報の前期比０．１％増、年率０．２％増から大きく上方修正され、４四半期連続のプラス成長となった。 民間企業設備が前期比１．８％増と、１次速報の同０．９％増から上方修正されたことが寄与した。 民間企業設備は、１次速報では供給側の数値をベースに推計するのに対し、２次速報では法人企業統計など需要側の統計を反映させており、こ
［東京 ９日 ロイター］ - 内閣府が９日発表した７─９月期実質国内総生産（ＧＤＰ）２次速報値は、前期比０．４％増、年率換算で１．８％増だった。１次速報の前期比０．１％増、年率０．２％増から大きく上方修正され、４四半期連続のプラス成長となった。
民間企業設備が前期比１．８％増と、１次速報の同０．９％増から上方修正されたことが寄与した。
民間企業設備は、１次速報では供給側の数値をベースに推計するのに対し、２次速報では法人企業統計など需要側の統計を反映させており、これが上方修正の要因となった。
７─９月期の法人企業統計では、ＧＤＰの推計に使用する全産業（金融業・保険業を除く、原数値）のソフトウェアを除く設備投資額は前期比１３．３％増だった。
ロイターの予測中央値は、実質ＧＤＰが前期比０．２％増、年率０．７％増、設備投資は前期比１．７％増だった。
民間最終消費支出も前期比０．５％増と、１次速報の０．４％増から上方修正された。この結果、民間企業設備や民間最終消費支出などを含む民間需要は前期比０．６％増と、１次速報の同０．１％増から大きく上振れた。
内需と外需を寄与度でみると、内需はプラス０．６％と１次速報の同０．２％から上振れた一方、外需はマイナス０．２％で１次速報と変わらなかった。
＊内容を追加しました。
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