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概要:石油・ガス業界では3月に、採掘と精製関連で約5万1000人の雇用が失われた。全体の9%に相当する人員減は、4月20日に原油先物価格がマイナスとなる中で、さらに悪化する見込みだ。
石油・ガス業界では3月に、採掘と精製関連で約5万1000人の雇用が失われた。全体の9%に相当する人員減は、4月20日に原油先物価格がマイナスとなる中で、さらに悪化する見込みだ。
人員削減数は建設や採掘装置の製造、輸送など付随的業務を含めると1万5000人増える。米労働省および約3万社のエネルギー企業のデータを分析した調査コンサルタント会社、BWリサーチ・パートナーシップが試算した。
同社バイスプレジデントのフィリップ・ジョーダン氏はインタビューで、「5-7年分の雇用増加が1カ月で打ち消されたとみられる。しかも、始まりに過ぎないことがさらに恐ろしい。4月も石油・ガス業界にとっての改善は見込まれない」と語った。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は20日、1バレル=マイナス37.63ドルに落ち込んだ。
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