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概要:イエレン米財務長官は21日、中小規模の金融機関が経営難に陥った場合、政府は預金者保護のために最近取った思い切った措置を繰り返し講じ得ると表明した。
イエレン米財務長官は21日、中小規模の金融機関が経営難に陥った場合、政府は預金者保護のために最近取った思い切った措置を繰り返し講じ得ると表明した。
イエレン長官はこの日、米銀行協会(ABA)の会議で講演。「われわれの介入は米国の銀行システムを保護するために必要だった。中小規模の金融機関が取り付け騒ぎに見舞われ、波及のリスクが生じるような場合は、同様の行動が正当化され得る」と述べた。
講演後の質疑応答では、連邦政府は必要に応じて金融安定リスクを軽減することに「断固として取り組む姿勢」だと言明。「国民は銀行システムに信頼を置いて良い」と付け加えた。
シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクの経営破綻を受けて米当局は今月、信頼強化に向けた異例の措置を複数講じた。当局は両行への預金に関して、預金保険の対象・対象外を問わず全額を保護。また連邦準備制度理事会(FRB)は新たな貸し出しプログラムを設定したほか、窓口貸出制度の条件を変更した。
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イエレン長官は10年余り前の世界金融危機時と現在の問題は顕著に異なると指摘。金融危機では支払い能力が問題となっていたが、今の問題は「取り付け騒ぎの波及」であり、銀行が十分な流動性を確保することが不可欠だと述べた。貸出制度と新たに導入された「バンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)」は、「意図した通りに機能している」と語った。
また預金の流出は落ち着きつつあるとし、「状況は改善しているとわれわれは考えている」と説明。当局は今後も状況の注視を続けると付け加えた。
一方、今月の銀行破綻を受けて規制面でどのような変更が必要になるかについて「臆測」はしないと発言。
講演では「現在は目の前で起きている状況に集中している」としつつ、「現在の規制・監督体制を見直し、現在銀行が直面するリスクに対応する上で適切かどうかを検討する必要があるだろう」と述べた。
政府が最近取った措置について迅速かつ必要な対応だったと擁護する姿勢を示し、「米銀行システムに対する国民の信頼を強化し、経済を守るため、連邦政府は断固たる強力な措置を講じた」と、イエレン氏は述べた。
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