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資産運用会社にとって最大の不安、物価から信用イベントに－ＢｏｆＡ
概要：悲観的な見方を強める投資家にとって、根強いインフレに代わりシステミックな信用イベントが市場に対する主要なリスクとして意識されていることが、バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）の最新のグローバル調査で分かった。
ハートネット氏はさらに、投資家センチメントが「過去20年で最も低い水準に接近している」ことを同調査は示していると説明。リセッション（景気後退）懸念が株離れを促す可能性があると警告した。
信用リスクに加え、投資家の間では経済を巡る不安が高まっている。景気後退の可能性が昨年11月以来再び高まりつつあり、同調査では今後12カ月で景気減速を予想する向きが差し引きで42％に上った。一方、スタグフレーション予想は10カ月連続で80％を超えた。ハートネット氏は、過去の調査を振り返っても「経済見通しについて投資家がこれほど強い確信を持ったことはない」と指摘した。
他の焦点
・米政策金利はさらに75ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）引き上げられ、5.25－5.5％でピークに達すると投資家は予想。ほぼ４分の１は欧州中央銀行（ＥＣＢ）がさらに50ｂｐの利上げを行うとみている
・今月は米国株から欧州へのローテーションが加速し、ファンドマネジャーは米国との比較で欧州を2017年10月以降で最もオーバーウエートにしている
・欧州株のロング（買い持ち）、ドルロング、中国株ロングが最も多い
・ロシアによるウクライナ侵攻以来、米地方銀行への波及リスクを警戒して投資家は銀行セクターから最も速いペースで引き揚げ、銀行を差し引きでアンダーウエートにしている
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